The Heart of Industry
~ 常に最前線で産業を支え、社会の発展と人々の幸福に寄与する ~
平素より、株主・投資家の皆様におかれましては、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当社グループは、2015年度より長期構想「イワキグループ10年ビジョン」において、2025年3月期までに連結売上高400億円(国内200億円・海外200億円)、売上高営業利益率10%という定量目標に加え、「オールイワキで世界No.1を提供する」という定性目標を掲げ、全社を挙げて推進してまいりました。
その成果として、定量目標は2024年3月期に一年前倒しで達成することができました。これもひとえに、株主・投資家の皆様のご支援とご厚情の賜物であり、心より感謝申し上げます。
そしてこの度、次の10年を見据えた新たな長期ビジョンとして、「イワキグループビジョンNEXT10」を策定いたしました。
このビジョンのトップメッセージとなるのが、“ありたい姿”である「これからの暮らしの流れを支える」です。
私たちが提供する製品・サービスは、人々の暮らしの流れをあらゆる場面で支えていると自負しております。これからの時代においてもその役割を果たし続けていく企業グループでありたいとの想いを込め、「イワキグループビジョンNEXT10」でのトップメッセージとして位置づけております。
この"ありたい姿"を実現するため、「事業活動を通じて世界中のIWAKIファンを増やし、持続可能な世の名づくりに貢献する。」という”基本方針”を掲げており、この“ありたい姿”と”基本方針”が「イワキグループビジョンNEXT10」での定性目標となります。
加えて、定量目標として、2035年3月期において連結売上高1,000億円、連結営業利益率15%以上の維持継続を設定し、その達成に向けて重要テーマを設定し注力してまいります。
今、世界はかつてないほどのスピードで激しく変化していますが、当社グループはこれまで培ってきた確かな技術力と生産力によって、製品を通じて社会に価値を提供し続け、信頼される企業グループを目指して邁進してまいります。
そして、多様なステークホルダーの皆様としっかりと対話し、その声を事業活動に反映させながら、持続可能な社会の実現に貢献していく所存です。
今後とも皆様の変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役社長
藤中 茂